化学物質過敏症だけど…ペットを飼おう(5)

以前両親が飼っていた猫は、どこからかやって来て会社にすみついてしまった猫でした。
まだ若い猫で、どこかで飼われていたのだろうかと色々尋ねましたが、飼い主は見つからず、もらい手もなく、母が面倒を見るようになりました。

その時の経験から、自分が飼う時は、もらい手を探している猫を引き取ろうと考えていました。

また、母がよく
「この子は多分、小さい時に黒缶をもらってたのかもね。本当は違うのをあげたいけど、これは変えられないわ。」
と言っていたのを聞いて、すでに大きくなった猫のエサを変えるのは難しいな、と思いました。

なので、私が反応しないエサにするために、生まれて乳離れができたころの子猫をもらいたい、と思いました。
最初から自分が大丈夫なものをエサとしてあげれば、私も反応しないし、フンにも反応しないからです。

そこで地元にある「NPO法人福井犬・猫を救う会」に連絡しました。

私の病気のこと、こういう猫が欲しいと思っていること、を伝えると、これまでペットを飼った経験や、私の生活について丁寧に質問されました。
また、生後5ヶ月をすぎたら、必ず去勢をして欲しい、ということも言われました。
会の方も、責任もって育てられる人ではないと、渡せないのだろうと思いました。

希望されているような猫ちゃんが出て来たら、お知らせしますね、と会の方は言ってくださいました。
良い出会いがあるよう、祈っていました。

▼NPO法人 福井犬・猫を救う会
http://www.fukui-dogcat.com/

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T

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