アレルゲンを除去してのリフォームは「投資」と考える
自分が理想とする環境をつくるリフォームには、それなりの費用がかかりました。
夫は当初、これくらいかな、と予想していたようですが、最終的に、それをはるかに超える金額になっていました。
私はこのリフォームを、自分への投資だと考えていました。
元気になったら取り返すから、仕事して売上つくるから、だからさせてほしい、と思っていました。
夫は私が思うようにさせてくれました。
最終的に、そんなお金はなかったので、銀行から借りることにしました。
こんな状態でも借りられたのは、両親や会社の信用のおかげだと思います。
そして、自分で事業をやった経験が自信になっていました。
大丈夫、体が動けるようになったら、取り返せる。
このまま寝ているわけにはいかない。
仕事をしなくては。
売上がないと、社員さんにお給料が払えなくなる。
自分たちも生活ができなくなる。
だから、自分が動けるように最善を尽くそう。
という論法でした。
仕事をしてきたおかげで、時々冷静に、理性的に考えることができました。
体の具合が悪いと、マイナス思考になり、感情的になりやすく、状況は悪化します。
落ち込む時間が多く、気持ちに左右されやすい頃でしたが、お金は数字なので一瞬仕事モードの自分になりました。頭の切り替えができて、当時としては珍しくプラスの考え方ができたと思います。
大丈夫、取り返せる。
今でもピンチだと思ったとき、口にする言葉です。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
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