口の中にひそむ危険 化学物質過敏症と歯の治療②

2014年4月、地元福井新聞にある記事が掲載されました。

化学物質過敏症の原因のひとつ歯科治療のアマルガム

「アマルガム?」…私にも入っているんじゃないだろうか。
不安になった私は、再度診てくれる歯医者さんを探し始めました。

歯の治療をされた化学物質過敏症の患者さん2人のうち、お一人は県外の病院で治療されていました。
もうお一人は、小さい頃から通った歯医者さんにお願いして、他の患者さんがいない夜間になんとかお願いしている感じでした。
ただでさえ対応が難しい患者ですから、私も無理にお願いするわけにはいかないなあと思いました。

なんとか診てくれる歯医者さんがいないか探しましたが、方々聞いても断られ続け、ちょうど何件めかの断られた電話を切った直後に母から電話。
誰にも診てもらえないと話すと母も探してみる、とのこと。

そこからある歯医者さんに繋がり、ようやくその年の7月に診てもらうことができました。

その先生は、化学物質過敏症支援センターから歯の治療に関する手引書を取り寄せてくださっていました。
私が行く時は他の患者さんと重ならないようにしてくれて、窓も全開にしてくれました。

診てもらうと、私が恐れていた予感は的中し、小学生のときに治療した奥歯2本がアマルガムだとわかりました。

アマルガムという名称ですが、半分が水銀でできています。

かなり歯の治療をしていた私には、アマルガム以外も含め全部で15本もの銀歯がありました。銀歯といいつつも、メーカーや年代でその素材はばらばらだそうです。今は銀が12%らしいのですが、その他の金属に特に規定はないそうです。

私は15本の銀歯を全て外し、セラミックの歯に変える決断をしました。

『きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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ご協力ありがとうございます。

wacca代表。シルクスクリーン製版、衣装制作の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、13年に診断。12年~14年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症やアトピーの人が安心して使える衣料、安全な染料でおしゃれを楽しめる衣類を開発。

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“口の中にひそむ危険 化学物質過敏症と歯の治療②” に2件のコメントがあります

  1. おはようございます。

    以前、ワッカでオーガニックコットンマスクフィルターを購入した化学物質過敏症の者です。(そよ風で診断済み)
    その際は、ありがとうございました。

    1つお伺いしたいのですが、歯科治療中は、マスクを外さなくてはなりませんよね。
    でも、過敏症の私達は無防備にするわけにはいかないと思うのですが、具体的にどのようにガードされていますか?

    最近虫歯が酷くなり、悩んでいます。
    お忙しい中、恐縮ですがお時間のある時にお返事を頂けると有難いです。
    どうぞ宜しくお願い致します。

    1. 富田 寿美子さま

      こんにちは。オーガニックコットンのマスクフィルターをご購入いただいたのですね。
      ありがとうございます。お使い頂いていかがでしたか?

      お尋ねの歯科治療中にどうしているかですが、歯医者さんに事情をお話して私が治療する時は窓を全開にして頂いています。
      また、他の患者さんがいない時間に予約をしてくれています。

      歯医者さん、歯科衛生士の方たちも幸い無香の方が多く、顔に布をかけて治療された時もその布もなんとか耐えられました。
      ただ、通常は何もかけずに行っています。というのも、先生が怖がって目をつぶる私に「目は開けていなさい。怖がっちゃダメだよ。」と。
      先生も怖いはずなんですけどね。麻酔も最低限しか使えない中、私も先生も力が入るし。先生の勇気に感謝しています。

      歯科治療の際に何かガードできるものが欲しい、というお声はCS患者さんから時々いただきます。
      ワッカのマスクに使っている布で何かできないか、スタッフと考えているところです。
      またお知らせできるようになりましたら、ブログに書くようにしますね。