香りつき柔軟仕上げ剤の流行と化学物質過敏症④ —会社でのお願い
私の説明に、みなさん聞き入ってくれました。
解散した後、女性社員のMさんが寄ってきて
『この新聞記事、私も読みました。ひょっとして奈保子さんと一緒なんじゃないかと思ってました。』
と言ってくれました。
そして
『私の洗剤、どうですか?大丈夫ですか?』
と服を引っ張って聞いてくれました。
「実はちょっと香りがします。」
『ああ、そうかな、と思いました。わかりました、変えてみます。』
ああ、話してよかった、とほっとしました。そして、本当にありがたかったです。
この後、話さないといけない人がいました。
男性社員のTさんです。
最近変えたらしい柔軟剤のにおいが、どうにも吐き気につながってしまい、しばらく話せていませんでした。
「Tさん」と声をかけ
「実はTさんの柔軟剤のにおいで近づけなくて…」と話すと
『ええっ ほんとか?! 帰ったらヨメさんに聞いてみるわ。』
女性は香りに敏感ですが、男性はあまり意識していないことが多く、その後も何人かの男性と話すと「え?においする?」とびっくりされます。
また、ほとんどの男性が、洗濯は奥さんがしてくれていて、どんな洗剤か聞いてもわからないようでした。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
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