私が愛してやまない、ワッカのマスク
最初は市販のオーガニックコットン生地で作ったワッカのマスク。
先日その最初のマスクを買っていたカナリアンさんが来て
「一年使ってこないだ破れたの。でも、奈保子さんが作った生地の方は全然大丈夫。」
その後私がオーダーして作った生地は、繊維断面の直径が長い綿花を使っているので丈夫なんです。カナリアンさん、補充で今のマスクを買っていかれました。
私はワッカのマスク3枚を交互に一年以上使っていますが、全然かわらずキレイです。面倒くさがりなので、最近はネットに入れ時短かおしゃれ着洗いモードの洗濯機に(より過酷な条件の実験も兼ねてます。おすすめは手洗いですよ)。
でも、形も崩れない。パターンの改良でT下さん、縫製のT内さんありがとう。あなたたちの職人魂のおかげ。
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という話を、仕事でお付き合いのある方にしたら
「奈保子さんそれ、カナリアンさんに伝えてますか?」
と言われました。
『え、あまり言ったことないです。ブログにもTwitterにも…。』
「それ、大事なことじゃないですか?使う人、知りたいと思いますよ。」
また、別の方から
「自分が作った商品に愛があるんでしょう。だったらちゃんとどんなものか伝えないと。」と言われました。
めちゃくちゃ愛込めてます。
でも、それ、伝えてないかも。
ということで、今日は私が愛を込めてつくったマスクについて、伝えたかったことを書くことにしました。
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カナリアンさんにとってマスクは必須です。一番大事なアイテムだと考えています。
顔とマスクの隙間から香料が入ってくるのを少しでも防ぐため、上下に平ワイヤーいれて顔にフィットさせています。飛び出したり生地が傷つかないよう、角もT内さんが全部ハサミでカットしています。
カナリアンさんがよく使う活性炭やガーゼのフィルターをいれるポケットもつけました。
糸を甘捻(よ)りにしているダブルガーゼは肌ざわりが最高です。オーガニックコットンでも、ワッカの生地とそうではない生地をカナリアンさんにさわってもらうと「ワッカの生地はこっちでしょ」ってわかるのです。すごいですよね(そして嬉しい)。
耳ヒモもアジャスターつき。マスクをしたままフィットさせられます。ヒモも細めに改良して、より負担が減りました。
小顔の女性やお子様にもあうSサイズを作りました。また、化学物質過敏症は7割が女性と言われていますが、そのため男性向けのサイズが少ないという現実も。そこで大きいLサイズも作っています。「私にあうサイズはないのね」ということがないように。
そして最高のものを提供したい、ということだけ考えて作ったら、販売価格が1万円を超えてしまいそうに。でもマスクはカナリアンさんにとっては必需品であり、消耗品、なんとかお求めしやすい価格にしておきたいと6,930円(税込)まで頑張りました。
毎日使うから1枚だけだと洗うのが大変です。追加が欲しくなるし、多いほど洗濯もまとめてできるので楽。でも1枚1万円するとなかなか2枚目、3枚目って手が出しづらい。私自身患者でもあるので、ごめん、ここはちょっと頑張らせて、とスタッフや経営陣にもお願いしました。
だからワッカのマスクは品質・機能から見たらとってもお値打ちです。
持ちがよすぎてリピート購入がへるのでは、と突っ込まれますが、いいんです、そんなの。
それでこそ、です。
ワッカのマスクができて、私自身、外出が以前より楽になりました。
気持ちの面でも、少し安心感が増しています。
全てのカナリアンさんに合うとは限りませんが、一度試してみてください。
改良に改良を重ね、今の時点での完成形かな、と思っています。
私が愛してやまないマスクです。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
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