農家さんの発送延期の理由に感動

いつもお世話になっている農家さんから、発送当日の朝に連絡がありました。

「今朝、集落内の自宅からさほど離れていない小麦畑でラジコンヘリの農薬散布をしておりました。気になりますので、お米の発送を明後日にしてもよろしいでしょうか?」

私は読みながら感動していました。

化学物質過敏症の人(カナリアン)は周囲から飛んでくる農薬にすら反応するので、梱包の際に箱に入る空気にも気をつけて欲しいとお願いしています。

こうした事情もご理解頂けて、本当にありがたいです。

私自身2016年からずっとこの農家さんにお世話になっています。

カナリアハウスのお米が育つ田んぼの前で

この農家さんがどんな志でお米を作っているかも、お会いしてお話する中でよくわかっています。

自然栽培や農薬を使わないということも大切ですが、それ以上に「同じ気持ちで向き合ってくれる人がいる」ことが伝わってきました。

カナリアハウスのスタッフも、外部のパートナーさんたちも、化学物質過敏症のことを理解しようと本気で取り組んでくれている仲間ばかり。

ひとりではできないことも、“同じ方向を向くチーム”だからこそ続けていける。
今回の出来事を通して、そんなことを改めて感じました。

朝から嬉しいメッセージでした。

▼その農家さんの田んぼを訪ねた時のブログはこちら

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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ご協力ありがとうございます。

カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T|YouTubeチャンネル「カナリアハウス」 https://www.youtube.com/@canariahouse

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