福井新聞で「カナリアの警告」新シリーズが始まりました
以前私の化学物質過敏症について詳しく掲載してくれた『カナリアの警告』の、「福井発 化学物質過敏症と子どもたち」シリーズです。
第1回目が12月13日の一面に掲載されました。
当番制で使う給食白衣の香料に困っているご家庭は、過敏症でなくてもよく聞きますよね。
私も子どもが持ち帰る共有の白衣は、別の洗濯機で夫が洗ってくれていました。
今は個人で持参も可能になった学校もあるようで、規則が現場の実情に合わせて変わることはとても大事だと感じます。
他にも部活着の移香や会場のにおいもよくわかります。
サッカーをやっていた次男の試合は、ほとんど見に行くことができなかったし、帰ってきた時の洗濯物も別の洗濯機で夫が洗っていました。
遠征先ではマネージャーではなく、息子だけ自分でユニフォームを洗ってくれていました。
今回も丁寧な取材をしてくださっています。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2196130
他にも、兵庫県宝塚市の教育委員会が実施したアンケートについてや、福井県内の教育委員会が実施したアンケートについても記載されています。
まず知ってもらうこと、そのためにきちんと取材していただいた記者さんが書いた新聞の記事は、伝わる力も大きいと思います。本当に感謝です。ありがたいです。
兵庫県宝塚市の教育委員会は『授業中など子ども達は香害から避難することができない』『自分の服の柔軟剤の臭いがほかの子供の健康に影響を及ぼすことがある』と問題提起し、『大人が化学物質過敏症の発症リスクを理解し、香料を控えるなど配慮をすることで香害から子どもを守ることができる』とした、と記事にはありました。
抗菌剤、防臭の入った洗剤や香料入りの製品を使う人、困る人、と対立するのではなく、選択肢があるということをみなさんに知ってもらいたいと最近よく思います。
学校で、職場でともに過ごすために、問題を解決する選択肢があるんですよ、と。
子どもより大人が選んで買い物をするわけですから、そうした事実を知っていただき、解決する仲間になってほしいって伝えたいです。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
たくさんの人が化学物質過敏症の現状を知ってもらうために、応援してくれています。
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ご協力ありがとうございます。
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