起き上がれない、でも仕事が…

私は父の経営する会社で、ある事業を立ち上げていました。
発症したときは立ち上げから4年目で、注文も年々増加しており、スタッフも増えていました。

当時は私しかわからない仕事も多く、困りはてたスタッフは資料をかかえて私の自宅まで来ていました。(このときの反省から、後に企画の内容や、仕事の仕組みをかえました)

夫はあまり話しませんが、先日スタッフと当時の話をしていて「朝大丈夫かな?と思っても、帰るとやっぱりダメだった。」と言っていました。ああ、今日こそ起きよう、って朝は思っていたな、と思い出しました。夫が帰っても、私は真っ暗な部屋で寝ているだけでした。

私の記憶をたどっても、鍼治療の往復と、ベッドにパソコンを持ち込みメールの返信をしていたことしか覚えがないですが、子供二人は小学生。家も会社も、周囲はいろいろ大変だっただろうと思います。

その頃、ふと洗面所で鏡を見ると、髪が減ってぺしゃんこになった頭にシワシワの顔が映っていました。30代後半で、まるで老婆のようでした。

自分の姿にショックを受け、暗い部屋はさらに気持ちを落ち込ませて行きました。

そんな状態の中でも、早く仕事にいかなくてはと気持ちは焦っていました。



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wacca代表。シルクスクリーン製版、衣装制作の(株)横山工藝 取締役 。アトピー性皮膚炎歴30年、2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。2012年~14年が一番状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。 「心地いいが基準になる暮らしのために」をコンセプトに、過敏症患者さんも一般の方も安心して使えるものづくりを目指して、スタッフとともに試行錯誤しています。

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