化学物質過敏症だけど…ペットを飼おう(1)

今から5、6年前、一番体調の悪かった2年間は人との新しい出会いが全くありませんでした

年賀状を出すころに夫から「追加する人の住所を書いて」と前年のリストを渡されるのですが、追加する人がいないのです。
やりとりした名刺も一枚もない。
リストの人数は減ることはあっても、増えませんでした。

その頃みた化学物質過敏症の患者を追ったドキュメンタリー映画「いのちの林檎」の中で、患者の女性が犬を飼っているシーンがありました。
吸える空気を求めて車で転々とし、車で寝泊まりすることもあるので防犯の面と、話せる相手がいないので寂しくないように、と説明されていました。

そのとき思ったのは、化学物質過敏症でも動物は飼えるんだ、ということ。
猫や犬のアレルギーはよく聞くのでダメかと思いますが、違うんだな、と。

ただ、映画の中でも、飼っている犬が食べたものに反応する(フンなど)ので、人間と同じものを食べさせていました。
映っていたのは、納豆を食べる犬の姿。

私もペットを飼えたらいいなあ。
その頃から漠然と思っていました。

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T

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