化学物質過敏症だけど…ペットを飼おう(4)

2018年の元旦。
今年の目標は何にしよう、と考えてみました。

素直にやりたいことをやろう。

そのことだけ決めてみました。

化学物質過敏症になって思うのは、自分の体が言っていることを無視して来たな、ということ。
辛いよ、しんどいよ、という体の声を、今それどころじゃないんだよ、とりあえず薬のんどくよ、これがうまく行くまではそんな余裕ないんだよ、という気持ちがずっと続いていました。

発症したあと、体が反応しているものを、ひとつひとつ取り除いて行く作業と共に、心のホコリというか分厚い膜を、ひとつひとつ剥がす作業もしました。
体と心はまさに字のごとく一心同体(通常の意味とはちょっと違いますが)。体の声と一緒に、心の声も無視していたことに気づきました。

そんなことするものじゃない、できるわけない、と勝手に思い込んでやらなかったこと。
小さいことも大きいことも含めて山ほどあるな、と気づきました。

なので、素直に、今年、何やりたい?と自分に聞いてみました。
そうして2018年新春にインスタにあげたのが

猫を飼うと言ったら

「その体で飼えるの?」
「アレルギーがおきたらどうするの?」
「生き物なんだから、簡単にやめるとかできないんだよ」

という周囲の声。

でも私の心の声は

「なぜ私は飼ってはいけないんだろう。
いや、そんなはずはない。
いろんなことを我慢する生活を続けて来た。
このことは我慢したくない。
自分が本当にやりたいと思うなら、きっと解決方法は出てくるはず。」

と言っていました。

まさに一大決心をして「猫を飼う!」と決めました。

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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wacca代表。シルクスクリーン製版、衣装制作の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、13年に診断。12年~14年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症やアトピーの人が安心して使える衣料、安全な染料でおしゃれを楽しめる衣類を開発。

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