化学物質過敏症だけど…ペットを飼おう(5)
以前両親が飼っていた猫は、どこからかやって来て会社にすみついてしまった猫でした。
まだ若い猫で、どこかで飼われていたのだろうかと色々尋ねましたが、飼い主は見つからず、もらい手もなく、母が面倒を見るようになりました。
その時の経験から、自分が飼う時は、もらい手を探している猫を引き取ろうと考えていました。
また、母がよく
「この子は多分、小さい時に黒缶をもらってたのかもね。本当は違うのをあげたいけど、これは変えられないわ。」
と言っていたのを聞いて、すでに大きくなった猫のエサを変えるのは難しいな、と思いました。
なので、私が反応しないエサにするために、生まれて乳離れができたころの子猫をもらいたい、と思いました。
最初から自分が大丈夫なものをエサとしてあげれば、私も反応しないし、フンにも反応しないからです。
そこで地元にある「NPO法人福井犬・猫を救う会」に連絡しました。
私の病気のこと、こういう猫が欲しいと思っていること、を伝えると、これまでペットを飼った経験や、私の生活について丁寧に質問されました。
また、生後5ヶ月をすぎたら、必ず去勢をして欲しい、ということも言われました。
会の方も、責任もって育てられる人ではないと、渡せないのだろうと思いました。
希望されているような猫ちゃんが出て来たら、お知らせしますね、と会の方は言ってくださいました。
良い出会いがあるよう、祈っていました。
▼NPO法人 福井犬・猫を救う会
http://www.fukui-dogcat.com/
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