母の化学物質過敏症を知ってもらおうと息子が読書感想文に込めた思い
夏休みの宿題といえば、読書感想文。
うちの次男、小6から中3まで同じ本で書いていました。
本は「奇跡のリンゴ」。
リンゴ農家の木村秋則さん、奥さんが農薬で具合が悪くなったのをきっかけに、無農薬リンゴに挑戦する話。
阿部サダヲさん主演で映画にもなりましたね。
実際、重い化学物質過敏症の患者さんが、水すら飲めなくなって生命の危機に陥ったとき、この木村さんのリンゴで一命をとりとめた、というドキュメンタリー映画『いのちの林檎』もあるくらいのリンゴです。
で、次男。
「なんで毎年この本で読書感想文を書くの?」
と聞いたら、
「お母さんの病気(化学物質過敏症)を知ってもらうため、賞をとるまで書く」
とのことで。
男の子って、口数すくないけど色々感じてるんだなあ、と思いました。
結果、中3のときに学校内で選ばれ、コンクールには提出されたようですが、受賞にはいたらず。
しかし、母は発見しました。
毎年同じ本で書くので、少しずつ文章や構成がよくなっていくのです。
さらに「今年は何の本にするの?」「本は読んだの?」の行程は必要なく、いきなり書きはじめる。
そして、毎年担任はかわるので
「なんだ、去年と同じ本じゃないか」
なんて突っ込まれることもなし。
ということで、世の親御さんたち、去年と同じ本で読書感想文をかかせるって、楽でおススメです。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
たくさんの人が化学物質過敏症の現状を知ってもらうために、応援してくれています。
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