全捨てのススメ
私が本格的にお片づけ、断捨離を始めたのは化学物質過敏症になって身の回りのものに反応するようになってから。
昨日まで使えていたものが、今日は体調悪化の原因になっている。
発症間もない患者さんがパニックになるのは無理もなくて。
で、相談された時は状況によって全捨てをおすすめする時もある。
中には反応しているものがソファやベッドなど、値のはる大物もある。
発症と同時に仕事を失う人も多いので、経済的な不安からまた買えるだろうか、と手放せない人も多い。
わかる、とっても。
だけど先のこと考え出したらキリがない。
発症したときは思考力も低下してる。
そんな頭でいい考えはでてこない。
だから「まず目の前のことをやりましょう。捨てられないなら別の部屋やベランダに置いてもいいから、自分が安心していられる部屋をひとつ作りましょう。」ってお伝えする。
私も最初からモノを処分できたわけではなく
スッキリ暮らせていたわけでもない。
昨日その証拠がでてきた。
まあ、子供が小さい時は仕方ない。
この時期は。
でもその後もこの状態からなかなか抜けられなかった。
そうしているうち過敏症を発症。
ごっちゃりモノが多いなか、反応するものをどんどん手放さないといけなくなった。
え、たいして着てないのに…ああ、もったいない。
これ好きだったのに、私はもう好きな服が着られないのか…(←捨てる前に着られない自分に落ち込む)
これはお祝いにもらったやつだ、え、こういうのどうしたらいいの?などなど。
で、ひたすらお片づけの指南書を読みまくった。
私の遍歴。ご参考になれば。
今は改訂版になってるようです。
読んですぐに35袋のビニール袋が出き上がりました。
今でも繰り返し読む私の愛読書。
イノッチと有働由美子さんがやっていた頃の人気企画が本になったもの。
今でも当時録画したものを見て、家の中を点検します。
・やましたひでこ 著 「人生を変える断捨離」
今や普通の言葉になった断捨離という言葉を作り提唱した方。
やましたさんの断捨離はとても哲学的。
本当にその意味を、その凄さを体感したのは本を読んだずっとあと。
とにかく行動(捨て)しているうちに理解した、という順です。
こちらも毎週見てます。
▼『ウチ、“断捨離”しました!』BS朝日にて放送中。
https://www.bs-asahi.co.jp/danshari/
▼やましたひでこ断捨離公式チャンネル。YouTubeももちろんある。
https://www.youtube.com/@vivadanshari
こちらも有名な本。ときめくかときめかないか、で分けていく。
過敏症の場合、反応するかしないか、で判断するので「ときめいてる場合ではないのだよ」と思ってずっと読まなかった(苦笑)。
でも、ときめくって大事なのだと今は思う。
使えるものの中でも、自分が本当に好きだなと思うものを身近に置く。
それは自分を大事にすることにつながるのだと思う。
今や世界的に有名になったKONMARIさん。
Netflixでの番組も面白い。
私はこれが見たくてNetflixに入りました。
(おかげで韓流もめちゃみるようになったけど)
▼KonMari〜人生がときめく片づけの魔法〜
https://www.netflix.com/jp/title/80209379
そして、この後はYouTubeの番組。
・井田典子さん だわへし整理術
https://www.youtube.com/channel/UCWkfVcpnziOofVvWjyCNnJQ
上のNHKあさイチでスーパー主婦として出演されていた井田さん。
本にもその技が掲載されていますが、今はYouTubeでも見れるように。
・斎藤一人さん
https://youtu.be/NRTCezH0EtE
ものを捨てる、お掃除関係のお話がいくつもあります。
リンクは私のお気に入り。
これを聞きながら掃除することも多い。
・週末ビフォーアフター古堅純子さん
https://www.youtube.com/@Before-After
いる、いらないの判断ができない人向け。
今使っていないものを一旦別のところに寄せる。
過敏症の人が最初に取り組む方法としてもよいかも。
・開運マスター櫻庭露樹の運呼チャンネル
https://www.youtube.com/@kaiunmaster
もうこの際全部捨てるわ、という潔さがほしい方におすすめ。
8割捨てよう、と『全捨離』を提唱されています。
ときめくっていまいちわからないという方にも。
45歳以上の方は別の意味でも楽しめる。
そして、これらを参考に身の回りを整えていた結果のリビング。
(引っ越しているので前の写真とは違う部屋だけど)
ソファとテーブルも処分した。
ベッド、本棚、戸棚、タンスも処分した。
床面積8割をめざしてます。
毎日掃除が大事。外から持ち込んだものに反応したりするので、とにかく掃除がしやすいことを優先に。
そして、家事が楽になるように。
頼れるものには頼ろうと、ルンバとブラーバを導入。
私のこの捨て遍歴は10年以上のもの。
皆さんあせらずご自分のペースで生活を見直してみてください。
自分を楽にしてあげること。とにかく養生して治癒、寛解を目指すことを一番に考えています。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
たくさんの人が化学物質過敏症の現状を知ってもらうために、応援してくれています。
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ご協力ありがとうございます。
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