あけまして、おめでとうございます
あけましておめでとうございます。
皆さんはどのような年末年始をお過ごしですか?
私が化学物質過敏症になったのは2009年の12月、クリスマスの頃。
起き上がることもできず、年末年始の記憶もありません。
年末年始は数年前まで楽しめていなかったと思います。
お正月は母がおせち料理なども用意してくれましたが、母も忙しくおせちはお店に注文したもの。
家族が食べていても私が食べられるものがなく、それもいつものことだと諦めていましたが、ある時自分が寂しいと感じていることに気づきました。
それなら、食べられるおせちを自分で作ればよいのでは、と思いつきました。
今はプロの料理人から一般の方まで、おせちの作り方動画をYouTubeにたくさんあげてくれています。
みているうちに、自分でもできるような気がしてきました。
そこで作り始めたのが3、4年前。
最初は食べられる蒲鉾がなかったり、栗きんとんの栗でいいものが見つからなかったり。
それらも年々調達できるようになり、今年は自分でも全て食べられるおせちになりました。

私の場合、有機栽培の根菜や、反応しない処理がされた海老、生産者が確かな牛肉など、それぞれ調達に時間がかかります。
今年は12月の初旬から手配を始め、年末には取り掛かればいいようにしておきました。

さぁ、ここから詰めていきます。
作ってみると「おせちって意外に手間がかからない」と思いました。
普段から添加物のない食事をしようとすると出汁を取って料理をするし、豆も前の日から戻して煮ます。
化学物質過敏症の私にとっては日常の調理の仕方。
おせちが特に手間だと感じませんでした。

柚子は息子が農作業時にもらってきたもの。
昨年の失敗は、海老がブラックタイガーだったこと。
仕上がりが名前の通り黒っぽく、どこか洋風でした。
今年は有頭の車海老を調達。
上品な仕上がりに満足。
新保さんのお肉でつくるローストビーフは、最高に美味しく家族みんなが満足。
牛さんの生育状況で反応が出る私も安心して食べられるお肉です。
そして、今回のヒットは数の子。
やはり「菊乃井」さんのおせち動画は秀逸。
料亭の味でございました。

「数の子」「牛蒡」「田作り」「なます」
菊乃井・村田さんの説明から野菜を切る方向(繊維)で口当たりが違うことや、見た目の良さには材料を切り揃える大切さを知りました。
大雑把な私も、おせちの時だけは定規を取り出して食材をカットします。
一寸(約3センチ)というのは、縦にも横にも、口に入りやすい大きさなのだそう。
カナリアンでなければ、ここまで自分で作ることもなかったおせち。
おかげでまだまだ知らないことがたくさんあること、
自分の料理が美味しくなることを経験しています。
最近は、それが本当に嬉しい。
綺麗に揃えて、お重につめる。
大皿に盛り付ける。
私はこの時間が最高に楽しいです。
この作業が好きな私は、詰めるためにおせちを作ってるといってもいいくらい(笑)。
普段と違うハレの日の演出。
それができることも嬉しいのだと思います。
お店で買ってくるおせちは、なんとなく残ってしまうことがありますが、
自分で作るおせちは、家族みんなが食べてくれてキレイになくなりました。
カナリアンになって不便なことを挙げたらキリがないけれど、自分の手で、自分の生活を作っていくのはとてもいい。そう思えるようになりました。
今年も皆さまと共に、よい一年になりますように。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

たくさんの人が化学物質過敏症の現状を知ってもらうために、応援してくれています。
このバナーをクリックしてくれるだけでこの応援の輪がどんどん広がっていきます。
ご協力ありがとうございます。



コメントを残す