一生懸命、ぼーっとしようとしていました

化学物質過敏症でつらい時、

「どうしたら少しでも楽になるんだろう」
「この先、戻れるんだろうか」

と、不安でいっぱいになることがあると思います。

今回は、カナリアハウスの「カナリア往復書簡」に届いたご相談と、
私からのお返事を、ダイジェストでまとめました。

『発症から数週間で、
アルコール消毒、洗剤、シャンプー、
香辛料、排気ガス…
次々に反応が増えています。

まずは散歩できるくらいに戻りたいです』
___________________________

というメッセージをいただきました。

発症まもない頃は、
次々に反応が増えていくことがあります。

そして多くの方が、

「普通の生活に戻りたい」

と願っています。

私自身も当初は
4ヶ月ベッドから出られず、
外を歩くのも100mが限界でした。

当時は情報も少なく、
化学物質過敏症と診断されるまで3年8ヶ月かかりました。
最初は起き上がることもできず
この症状は一体何なのか不安な日々でした。


その頃の私は、

「あれができない」
「戻らないと」

と、焦りでいっぱいでした。

息子二人はまだ幼く
家事も世話も仕事もできない日々

そして、
「何もできない自分」に
罪悪感を感じていました。

当時は布団の中から
仕事のメールを返していました

過敏症の人にとって、
“何もしない”
ことは、実はとても難しい。

主治医からぼーっとするように言われても
「どうやってぼーっとしたらいいのか分からない」
と思っていました

私も当時、
友人がくれたリラックマの本を読んだりしながら、
一生懸命ぼーっとしようとしていました(笑)

友人が「リラックマ」の本を
2冊くれました

でも今振り返ると、
休んでいる間にも、
少しずつ回復は進んでいたと感じています。

そしてもうひとつ大事なのが、
「何もしない自分を責めない」こと。

自分のために時間を使っていいんですよ

長く寝込んだ私も、
今はこうして発信できています。

今、不安の中にいる方へ、
ひとつの体験として届けば嬉しいです。

▼カナリアハウス 往復書簡
https://canariahouse.com/letter/

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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ご協力ありがとうございます。

カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T|YouTubeチャンネル「カナリアハウス」 https://www.youtube.com/@canariahouse

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