キレイな花の化学肥料にもアレルギー反応がおこる
祖父母が趣味で畑にたくさんの花を植えていたので、小さい頃から花の世話を手伝いました。
育てた花を切って「学校に持っていきなさい」と渡され、教室に生花が飾られているのが嬉しかったです。
大人になっても、庭の手入れをしたり、フラワーアレンジメントを習ったりして、生活に花がないと落ち着きませんでした。
でも、化学物質過敏症を発症してから、ホームセンターやお花やさんの苗売り場に行くのが辛くなりました。
花には食べ物同様、いや、おそらくあまり意識せずに農薬が使われていると思います。
会社の玄関先の花壇には季節ごとに花を植え替えていましたが、苗をさわれなくなり、植え替えができなくなりました。
最初は母がやってくれましたが、膝が良くないので辛そうでした。
そこで、会社の玄関先は、社員さんにお願いすることにしました。
終わった花を抜いたら土を耕し、いらない根や雑草を取り除きます。
そこにポットから苗を取り出し、根元を抑えつつ植えていきます。
肥料を使う時は、できるだけ自然なもの(EMなど)を使うようにしました。
最初はおそるおそるやっていた社員さんたちも、数年たった今は手際もよく、花の様子もよくわかるようになりました。
花からは元気をもらえる気がして、気持ちも明るくなります。
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記念日や会社でお祝いを送る時にはよく花を使い、フラワーショップに行くのが大好きでしたが、お店に入るのが辛くなりました。
花からも感じますが、切り花も持ちがよくなるように栄養剤が水に入ってる場合、そのあたりからも反応します。
部屋に花を飾りたいけれど、飾れなくなりました。
先日、友人を介して届いた無農薬野菜の中に、ひまわりの花束が入っていました。
私に何の反応も起きないその花束は「農薬も化成肥料も使っていない」ひまわりでした。
こんなに体が楽なんだなあ、と自分の状態を感じつつ、久しぶりの切り花が嬉しくて写真を撮りました。
最近では、従姉妹が自分でタネから育てた苗をくれるようになりました。
ホームセンターで買う苗より断然からだが楽なので、取り分けて自宅のベランダでも育てています。
化学物質過敏症を発症する前は、私も売られている肥料を特に考えることもなく花に使っていました。
でもある年、自宅の生ゴミにEM菌をふりかけて処理していたころ、そこから出た水分を肥料として庭にまいたことがあります。
その時の土のふかふか感、花の大きさ、茎や根のしっかりした感じにびっくりしました。
今回届いたひまわりをみて、そのしっかりした茎や花の勢いに、あのEMで育てた時の花を思い出しました。
土(土台)がいいと、育つ植物はしっかりする。
なんだか自分の体にも通じる気がしました。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
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