アレルギーでも甘いものが食べたくて

りんごをたくさん頂いたのでジャムにしました。

農薬の存在

農薬がきつそうなりんごだったので、かなり厚めに皮をむきました。
使える部分は通常の半分くらいになりました。

農薬は、食べたときだけではなく、持ったときに指から感じることがあります。
このりんごも、持った時点でゾワゾワしました。

わたしの手は、右手より左手の方が荒れています。
右手で包丁を持ち、左手で野菜や果物を持つからです。

今回もひととおりりんごを剥いたあと、指の腹がカサカサに。
すぐにシャボン玉石鹸で洗い、アルガンオイルをつけました。

鈍感を期待したけれど

ここ半年くらい、以前より体調が上向いて、対応力がついてきています。
体に余裕が出てきているので、完全に無農薬でなくても食べられたり、 周囲の環境によりますが、マスクをせずにスーパーに入ることもできる日があります。

そうした変化の中で気づいたことが。
私は、体がよくなったら、感覚が鈍感になるのでは、と期待していました。
ところが、感覚はむしろ鋭くなっているように感じます。

喜んでいいのか、複雑な気分です。
多少の化学物質に曝露しても倒れなくなったけれど、その存在や違いは明確にわかる。

よくなった体は、元に戻るというよりは、むしろ進化、と捉えるべきなのでしょうか。

自分の体を観察していると面白いです。

おやつ

今回作ったりんごジャムは、母が作ってくれた米粉のカップケーキにつけて食べました。
美味しい。
母は私が食べられるものを試行錯誤して作ってくれます。
母のおかげでお菓子が食べられています。

このカップケーキは米粉、甜菜糖、アルミフリーのベーキングパウダー、卵で作られています。
米粉のパンやケーキはかたくなりがちですが、母のお菓子は食感も柔らかく、初めて食べたときは久しぶりにケーキの食感を思い出して感激でした。

ジャムも美味しくできました。
もしこのりんごが無農薬ならもっと美味しいでしょうが、無農薬のりんごはなかなか手に入りませんし、工夫して自分のレベルにあうものを作り、生活の質をあげていきたいと考えています。

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T

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