失っていた感覚を少しずつ取り戻す
化学物質過敏症になってから、好きな色の服が着れなくなりました。
アクセサリーもつけられなくなりました。
ネイルもできないし、美容院にもいけません。
おしゃれ、から遠くなりました。
オーガニックコットンの服は、ナチュラルテイストな印象を与えます。
本来のわたしの趣味とは真逆。
じゃらじゃらとアクセサリーをつけるのが好きだったし、ラメのネイルをしていたし、どピンクで柄ガラの服も好きでした。
発症して10年、体調が上向いて少しできることがふえています。
そのひとつ、先日何年ぶりかで、自分がつけられるイヤリングをみつけました。
ほんの小さなことだけど、自分を取り戻した気がしました。
私がいま作ろうとしている、安全な染料を使った衣服は、この感覚をもっと取り戻せるのかもしれない。
できなくなったことがまたできるよろこびは、生きる力になるし、希望をうむ。
大げさでなく、そう思います。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
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