化学物質をできるだけ排除した縫製工場に、ミシンが入った(2)

前記事の続きです。

中国で製造されたミシンの最終組み立てを、弊社工場内でミシン屋さんが始めました。

様子を見に行ったところ、すごい臭いと目にしみる空気で、私は1分とそこにいられませんでした。

梱包と一緒に運ばれた空気だろうか、資材だろうか…と思い、組み立て終わった工場をあけ放して空気を入れ替えていました。

数日後、最初ほどではなくなったものの、やはりミシンからの臭いがすごくて私は工場内に居られません。

ミシン本体や作業台、ミシンオイル、コードなど、自分で嗅ぎ、一番ひどいのが作業台と引き出しだとわかりました。

合板に使われている接着剤の反応が一番でした。

試しに数日天日干ししてみましたが、あまり抜けません。
ここから化学物質が飛ぶのを待とうとすると、暑い夏を超える必要がありそうです。

また、ミシンの作業台は布が直接触れるので、揮発したこの成分が布に吸着する可能性があります。

いつもの建築士さん、大工さんに相談して、これまでもお願いしてきた木工所さんで同じ形の作業台を作ってもらうことにしました。

半日がかりで組み立ててもらったミシンですが、再度お願いしてバラしてもらいました。

そして、外した作業台を大工さんに預けました。

同時に新しく作業台に使う板を大工さんが持ってきて、私が臭いを嗅いで、反応がないか確かめました。
作業する台なので、硬いゴムの木を使うことに。

そして作業台が出来上がったところで、またミシン屋さんが組み立てに来てくれました。

何度も同じ作業をお願いして申し訳なかったのですが、ここ数ヶ月のお付き合いでミシン屋さんも化学物質過敏症への理解がが深まり、新しい板ができるたびに快く来てくれました。

こんな工業用ミシンはみたことがない(笑)。

「ナチュラルテイストな工業ミシンですね」とスタッフたち。

木のいいにおいがしています。


これで作業台は解決。
さて、もう一つの問題を解決しないと。



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wacca代表。シルクスクリーン製版、衣装制作の(株)横山工藝 取締役 。アトピー性皮膚炎歴30年、2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。2012年~14年が一番状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。 「心地いいが基準になる暮らしのために」をコンセプトに、過敏症患者さんも一般の方も安心して使えるものづくりを目指して、スタッフとともに試行錯誤しています。

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