新型コロナウィルスの感染防止による環境の変化で、化学物質過敏症の私が助かったこと、困ったこと

<助かったこと>

・キャッシュレスが進んで、お札を受け取ることが減り、お札についた香料からの曝露が減った
・オンラインや電話での商談が進み、直接伺えなくても失礼にあたらなくなった
(仕事で怒らせたお客様から、上司(私)が直接謝りにこないことで一層お怒りをかったことがある)
・これまで参加したかったセミナーがオンラインになり、受講できることが増えた
・飲食店のテイクアウトが増え、これまで行ってみたかった店の食事を体験できた
・三密を避けること=化学物質の曝露が減り、体調が良くなった
・宅配が置き配になり、宅配の方の柔軟剤(きつい)を吸わずに済んでいる
・スーパーのレジとの間にフィルムが貼られて、レジの方の香料を吸わずに済んでいる
・ウィルスの感染と、香料の吸い込みの状況を重ねて、過敏症を理解してくださる方が増えた(嬉しい)
・お店の商品にも香料が付着しているので、買うものはバックヤードからビニールに入ったものを出してもらうことが多かった。これが普通になるかも(変な人に思われない)。
・ずっと布マスクをしていても、周囲との違和感がない。
・夏にマスクをしていても、違和感がない(だろう)。
・子供が学校に行かないので、香料をつけて帰らなくなった。
・学校のお便りがメールになったので、香料のついたお便りを受け取らずにすんでいる。
・化学物質過敏症患者がしてきた生活が、そのままウィルスを避ける生活になっていること。慣れているので辛くない。
・私の場合は、人に会えない、一番ひどい状況が2年間あったので、今の自粛生活はとくに辛くない。(ホリエモン氏が2年間刑務所にいたので、自粛生活は慣れているから辛くない、って言ってたのを聞いて、同じだーって思った)

<困ったこと>

・店舗入口にアルコール消毒が置かれ、揮発した成分が充満していて通るのが辛い、目もしみる。
・手が荒れる方が増えてハンドクリームを塗るので、それに反応することが増えた。


…くらいかな。

書き出してみたら、困ったことの方が少なかったです(笑)。

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T

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