化学物質過敏症の患者さんが、縫製場を見学に来られました

私より症状の重い化学物質過敏症患者さんが、縫製場を見学に来られました。

電磁波過敏症もあるため、蛍光灯、換気扇、エアコンは止め、ミシンやアイロン作業も一旦ストップしてお話しました。



こちらの患者さんには1ヶ月以上前から、第1作目のオーガニックコットンマスクを試着して頂いていました。

着け具合もとてもいい、他のマスクよりずっと楽です、と感想を頂き、ほっとしました。

使われているマスクの状態も綺麗でした。

これまで私が購入していたマスクは、オーガニックコットンでも生地がだんだん毛羽立ったり、ひもの端がほどけたりしていました。

私自身、試験を兼ねwaccaのマスクを毎日使って洗っていますが、私のマスクも生地の毛羽立ちもなく、形も大丈夫。

「いい商品を作っていただだいてありがとうございます」

と仰っていただき、一緒に話を伺った縫製スタッフも喜んでいました。

実は昨日、私が糸からお願いし、途中の加工方法も化学物質過敏症患者さん用にしてもらったオーガニックコットンのダブルガーゼが、できあがって届きました。

早速その生地をおみせしたら「こっちの方がいいです」と。

ああ、やはり、同じオーガニックコットンでも患者さんには違いがわかるんだな、と思いました。

私自身、これは全然違う、と感じているので。

また少しずつこの生地のことも書いていきたいと思っています。
そして、この生地で新たなマスクの縫製をはじめます。

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T

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