化学物質過敏症を診てくださっている吉田医師に縫製場や加工、発送の現場を見ていただきました

化学物質過敏症の症状は個人差が大きく、反応する化学物質も多岐に渡ります。

また、反応する化学物質があまりに微量なので、何かのセンサーで検出したり数値化できるものではなく、患者自身が確認するほか方法がないのが現状です。

そのことから、患者である私自身が、自分の体で建築資材や設備、資材など、反応する物質がないかを確認してきました。

また、何人かの化学物質過敏症患者さんにも実際に縫製場に来ていただき、反応するものがないか、一緒に確認してもらったりもしました。

でも、一番症状に詳しく、多くの患者さんを知っているのは、医師の方です。

そこで、普段私が診てもらっている吉田医院の吉田先生に来社いただき、工場の様子、現場空気の状態、縫製作業や作業スタッフ、梱包の仕方、製品について何か気になるところがないか見ていただきました。

今はまだマスクしか縫製していませんが、マスクも試作の段階からお見せして、試着していただきました。

これまで縫製場を作る過程は、このブログで公開してきましたが、断熱材の入れ方、換気扇の設置、壁や床の材料、そして取り替えたミシン台やオイルなど、設備についてもご説明しました。

スタッフが自宅で使用する洗剤から変えて、さらに縫製場に入ってからもここで洗濯したものに着替え、シャボン玉石けんで手洗いを行っていることや、製品は二重にビニールに入れて梱包することなどもお見せしました。

オーガニックコットンの生地も、糸から発注したものができあがっていたので、これまでの生地との違いも触って頂きました。

吉田先生に一通り見ていただき、次のようなコメントを頂きました。

素材の選定や仕入れはもちろん、工場は化学物質をできるだけ排除した環境になっており、縫製、梱包も含めてすべての過程において患者さんのことを大変よく考えて作られたマスクだと思います。

スタッフの方々が皆、化学物質過敏症のことをよく理解されていて、よりよい製品を作るために自由かつ真剣に意見を交わし、良いと思ったことはすぐに実行に移しておられているところが印象的でした。

吉田先生、ありがとうございます。

ちょうど先生がいらした時にマスクケースを試作していて、スタッフが色々話し合っているところでした。

化学物質過敏症の患者さんは、私もそうですが、いろんな商品をたくさん試して来ていると思います。

オーガニックコットンや無農薬の食品など、決して安いものではありません。
でも、その中で使えたものは少ない。

そうした中で、患者さんに少しでも安心していただけたらと、先生のご好意でこのような機会が実現しました。

多くの方にご協力いただいて、この事業ができていることを感じます。

吉田先生、本当にありがとうございました。
患者さんに役立つ製品を、そして、一般の方にとっても安心な製品を、つくり続けていきたいと思います。



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wacca代表。シルクスクリーン製版、衣装制作の(株)横山工藝 取締役 。アトピー性皮膚炎歴30年、2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。2012年~14年が一番状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。 「心地いいが基準になる暮らしのために」をコンセプトに、過敏症患者さんも一般の方も安心して使えるものづくりを目指して、スタッフとともに試行錯誤しています。

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