オーガニックコットンの父 近藤健一さんとの出会い(3)

その後、様々な製品を手にしましたが、この「ダッカの霧」が化学物質過敏症の私が一番安心できて、体も楽で、最高の製品でした。

近藤さんは、なぜこのストールに「ダッカの霧」と名付けたのか理由を聞かせてくださいました。

昔のインド、ダッカ地方で織られていたごく薄く、やわらかい綿織物があったそうです。細い糸を紡ぐには湿度が必要で、霧の朝にしか紡げなかったとか。

その後産業革命が起こり、機械ではこれほどの薄い綿織物が作れなかったイギリスは、ダッカの職人たちの手首を切り落としてしまったのだそうです。

当時の布を触り、ダッカで起きた悲劇を知った近藤さんは、いつかそのような薄い綿の織物を作ろうと思ったそうです。
職人たちの霊を慰めることにもなるだろうと。

透けるほど薄く、やわらかいオーガニックコットンのストール「ダッカの霧」

近藤さんにそのお話を伺い、胸が熱くなりました。

そうした技術者の思いから生まれたストールは、化学物質過敏症になって着るものに困っている私も救ってくれている。

私も何かを作るなら、こういうものを作りたい、と思うようになりました。

(つづきます)



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wacca代表。シルクスクリーン製版、衣装制作の(株)横山工藝 取締役 。アトピー性皮膚炎歴30年、2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。2012年~14年が一番状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。 「心地いいが基準になる暮らしのために」をコンセプトに、過敏症患者さんも一般の方も安心して使えるものづくりを目指して、スタッフとともに試行錯誤しています。

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