化学物質過敏症の患者が安心して過ごせる宿

前記事の農家民宿「まつぼっくり 」さんは、ご主人の松井さん自身が過敏症を発症、それまでの一般的な民宿を過敏症患者が泊まれるようにリフォームなどをされた宿です。

この春に訪ねた時、松井さんご夫妻が案内してくださいました。

一緒に行った夫(左)。途中寄り道した店で香料がついたようで、上着をビニール袋に入れています。なるべく室内に持ち込まないように。

化学物質過敏症患者が使えるように、一部リフォームされました。
水回りはこのような感じです。

トイレ。建具も安全な材料で大工さんの手作りだそう。

私もそうでしたが、大工さんの服の洗剤を変えてもらうお願いから始まったそうです。

住んでいるところに入ってもらうので、香料が残ると自分がいられないし、打ち合わせもできないんですよね。

廊下もとても気持ちがいい。
子供だったらここで横になったに違いない。
置かれていた石けん類は、シャボン玉石けんのものでした。

お部屋は和室で、状態をよくされているので反応するようなものはありません。
(写真を撮り忘れました…前記事の新聞掲載写真をご覧ください)

この日は「福井カナリアの会」という、化学物質過敏症患者と家族や知り合いで繋がる会の集まりもありました。

松井さんは会の会長をしてくださっていて、この日も会員さんがゆるく入れ替わり立ち替わり訪ねてきました。

そこで松井さんが出してくださったおやつが、なんと牡蠣!
ある意味、とても贅沢なおやつ(笑)

さすが海のそば、一斗缶で売られているそうで「蒸し牡蠣が美味しいんですよ」と松井さん。
そりゃもう美味しかったです。

宿泊されるお客様は、食事も女将さんと一緒に作ったり、松井さんが育てた無農薬野菜を使ったり

私も頂いたことがあるのですが、女将さんの作る2年もののへしこは超美味。
材料も選び抜かれた安心なもの中心。
へしことは、鯖を糠漬けにした郷土料理で、炙って酒の肴に最高です。
キャベツと合わせてパスタも美味しいとか。

私がお気に入りで毎年もらうのは梅干しです。
なんの添加物もない、安心の味だとわかります。

見ているだけで口が…。
1パック500円です。

コロナ禍で一般の方も経験されてわかる部分があるかもしれませんが、旅行にいけない、違う刺激がない、というのは辛いです。

松井さんの取り組みは、患者にとってはとてもありがたく、ああ、旅行に行けるかもしれない、と希望が力になったりします。

ただ、とても勇気がいることだと思います。
私もそうですが、こうした事業の経営を成り立たせるのはとても難しい。

なので、ぜひみなさん応援してください。
患者さんは訪ねてみてください。
ご自分の状態で不安もあると思いますが、事前アンケートもありますし、松井さんご夫妻に相談されると良いかと。

こうした事業が続けられるように。
そして、患者の楽しみが増えるように。

私もまた伺いたいと思います。

▼無・芳香剤の農家民宿 まつぼっくり
https://www.matsubo.jp/



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wacca代表。シルクスクリーン製版、衣装制作の(株)横山工藝 取締役 。アトピー性皮膚炎歴30年、2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。2012年~14年が一番状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。 「心地いいが基準になる暮らしのために」をコンセプトに、過敏症患者さんも一般の方も安心して使えるものづくりを目指して、スタッフとともに試行錯誤しています。

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