暖房器具は古いものをストックしておく

週末は暖房器具の掃除をしました。来年も無事に使えますように。
化学物質過敏症だと、新しい家電がなかなか使えません。特に暖房器具は熱もあって化学的なものが色々揮発します。

これは妹が子供頃使っていた電気ストーブ(SANYO)でおそらく30年以上たっているものです。

私が40年近く使った物(National)は昨年ダメになりました。古い暖房器具をストックしておきたいので、毎年掃除をする時期にこの話を友人知人にしたりSNSにあげたりします。そして、いらなくなった古い暖房器具があったら知らせてください、と声をかけています。
今年は巣ごもりで断捨離をする人も増えているので、どこからか出てこないかなあと密かに楽しみにしています。

実際声がけして出てきたものもあります。
写真の左は父が使っていたもので、会社の物置にあると教えてくれました。

左が物置から出てきたヒーター。
これもNationalですね。

また、自分で買って古くする、という手もあります。
写真の右は2015年に購入したもの。すぐには使えないので、しばらく会社(私のいない部屋)で使ってもらっています。

古いものはダメにもなってくるので、ストックを使い果たした頃に右のストーブも10年たっている、となればいいなと。ただ、昔の製品のように丈夫で壊れないことが前提ですが。(40年もののNational製品、本当にすごいと思います。)

使えるものがない、と思うと不安ですが、第2案、第3案が用意できていれば、不安は随分軽減されます。安心できればそのことは忘れていられます。ままならない生活の中で、少しでも不安を感じないようにするのは大事だと思っています。

ちなみに、検索するとフリーマーケットに出品された中古の電気ストーブがいくつも出てきます。一般家庭で使われていると、香料の付着が心配なので私はあまり利用していません。ただ、ファンヒーターでなければ掃除すればある程度取れるとも思うので(心配なのは電気コードくらい)過敏症の程度によるかと思います。

これまで頂いたものの経験ですが、知り合いでおうちの状況(香料の程度)がわかる人や、会社で使われていたものは大丈夫なものが多かったです。

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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wacca代表。シルクスクリーン製版、衣装制作の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、13年に診断。12年~14年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症やアトピーの人が安心して使える衣料、安全な染料でおしゃれを楽しめる衣類を開発。

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