日々のご機嫌は体の声を聴くことから・お粥の力

6月に体調を崩した時、最初の5日間ほどは水分だけで過ごしていた。
何も食べられない状態が続き「お粥が食べたい…」と横になりながら考えていた。

すると、タイミングよく馴染みの韓国料理の店主さんから連絡が。
「参鶏湯をつくったから取りにおいで」と。
まるで私の声が聞こえたかのようで、驚きと感謝の気持ちが込み上げた。

息子に頼んで鍋を持参してもらい、参鶏湯を取りに行ってもらった。
鍋いっぱいの参鶏湯は、その後私の日々のごはんとなった。
鶏だけじゃない、何か滋養になるものが入っているのだろうか、体に染み渡る感じがした。

我が家ではル・クルーゼが一番大きい鍋なので
持ち帰ってくる人は重い・・・。

韓国ドラマを見ていると、体調の悪い人にお粥を差し入れるシーンがよく出てくる。
鍼治療の先生も「お粥は薬です。雑炊じゃなくて、米から炊くお粥が良いんですよ」と言っていた。
体が「今これが必要」と感じているのがわかった。

鍋いっぱいのお粥は、2、3日分を除いて小分けにして冷凍。
食べ終わる頃には、体も快方へ向かっていた。

先日その店主さんに会った時「あの参鶏湯で本当に助かりました」と話したら、「ちょっと待って」と言って、お店の冷凍庫からまた参鶏湯を渡してくれた。
ちょうど食べ切っていたので、本当に嬉しかった。

参鶏湯と梅干し、最高

お盆中少し食べ過ぎたせいか、今朝は胃が「お粥がいい」と囁いていた。
いただいた参鶏湯に梅干しを添えて、ゆっくりと体を癒すことにした。

無理をせずに体の声に耳を傾け、早めに手当てをしてあげることが、日々ご機嫌で過ごすための秘訣かもしれない。

体の調子が整うと、心も自然に穏やかになるのを感じます。

それでは、また。

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T|YouTubeチャンネル「カナリアハウス」 https://www.youtube.com/@canariahouse

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“日々のご機嫌は体の声を聴くことから・お粥の力” に2件のコメントがあります

  1. はじめまして。突然のコメントを失礼致します。帯状疱疹の、鍼やお灸治療での記事を探していましてこちらのブログを 沢山読ませていただきました。

    実は私も先日帯状疱疹になってしまいその後の神経痛がいつまで続くのか、
    また痛み緩和治療で針やお灸が良いと聞いて不安もある中で 身体と向き合って少しずつ回復していけたらと思っています。おすすめされていたお灸ですが、帯状疱疹後の神経痛に緩和効果はありましたか?教えていただけると幸いです。
    宜しくお願い致します。

    1. 佐藤さま

      帯状疱疹になられたのですね、あの痛みが続くと辛いですよね。

      帯状疱疹の神経痛は、私の場合かなり長くて2年くらい続きました。
      今も動きによってはわずかに感じることがあります。

      ピリピリとした痛みに関しては、鍼治療を続けているので、そちらの効果が一番あったと思います。
      鍼灸師の先生にも、痛みがあることは伝えていましたので、なんらかの処置をしてくれていたと思います。

      気持ち的にはアロマクリームが落ち着かせてくれました。
      もし香りが大丈夫であれば、試してみられると良いかと思います。

      記事のリンクを貼っておきますね。

      ▼帯状疱疹になったけれど重症化せずに済みました
      https://blog.canaria-project.jp/2022/03/07/herpes/