化学物質過敏症だけど…ペットを飼おう(9)

母猫から離された子猫は、不安で落ち着かない様子でした。
最初の晩は切ない声をだして母猫を探しまわりました。

抱いてやると少し落ち着くようでしたが、私はノミ取り薬に反応してしまうので、子猫をタオルでくるんで抱いていました。

私の側で息子が抱く時も、タオルでくるんでいました(写真ははだけていますが…)

そしてようやく3日がすぎ、子猫を洗うことができました。

結果、私の反応は随分楽になりました。
でも、まだ反応している感じがあったので、数日後、また洗いました
そこでようやく反応も消え、あ、大丈夫かも、と思えました。

ちょうど、トライアルの1週間がすぎました。
福井犬・猫の会の方から「どうされますか?」と連絡がありました。

「このまま飼わせていただきます」
無事に家族になることができました。

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T|YouTubeチャンネル「カナリアハウス」 https://www.youtube.com/@canariahouse

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