化学物質過敏症の方にも配慮した製品を扱うオンラインストア「wacca(ワッカ)」をオープンしました

何か新しいことを始めるなら、社会の問題や課題を解決する事業をしたいと思っていました。

そして1年前に決心して始めた、化学物質過敏症患者さん向けの安心、安全な衣料、染料の開発と製造。

事業計画では来年春からの販売でしたが、新型コロナの感染拡大でオーガニックコットンのマスクがなくなり、急遽製造することに。

今日からオンラインストアで販売します。
https://store.wacca-f.com/


この事業は「wacca(ワッカ)プロジェクト」と名付け、社内のスタッフだけでなく、社外で関わってくれるメンバーもいます。

そうした中で、軸がぶれないよう、共通認識を保つためにこの事業の「理念」と「ミッション」も作りました。

社会的に意義のある事業をしようとした時、経営との両立が難しいと感じていました。

なぜなら、私がやっと探して使えると思った商品やお店がなくなってしまうことが一度や二度ではなかったからです。

商品を作り続けるために、事業として継続するために、利益を上げる活動をしなくてはいけない。

だからこそ、絶対超えちゃいけない事業の理念やミッションを明確にしておこうと思いました。


そして、安心、安全な製品にかかる手間や背景をきちんと伝えることで、製品を選ぶ基準を「価格」から「信頼」にしたいと思いました。

目に見えない価値を大事にする世界がいずれ来るだろうと思っていました。
それがこのコロナで一気に近づいた気がします。

wacca(ワッカ)という名前もロゴも、「循環」を表しています。
未来にツケを残さず、循環していくものづくりをしたい。

体も精神も「心地いい」と思う暮らしを、生産者(作り手)はもちろん、みなさんと一緒に作っていきたいと思っています。

緊急性があって立ち上げたオンラインショップなのでまだマスクしかありませんが、この後は下着やシーツなど、製品を追加していく予定です。


wacca(ワッカ)ストア  
https://store.wacca-f.com/

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

たくさんの人が化学物質過敏症の現状を知ってもらうために、応援してくれています。
このバナーをクリックしてくれるだけでこの応援の輪がどんどん広がっていきます。
ご協力ありがとうございます。

カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T|YouTubeチャンネル「カナリアハウス」 https://www.youtube.com/@canariahouse

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