FCTVの番組に出ました
FCTV 福井ケーブルテレビ「てくてく歩こさ」に
リポーターYoshiさんが福井県内の様々な地域で突撃インタビューする、福井では知られた「てくてく歩こさ」という長寿番組があります。
その番組が弊社にもやってきました。
化学物質過敏症やワッカのマスクについてお話しました。
化学物質過敏症ってナニ?
Yoshiさんがカメラに向かって話しながらやってきます。
「過敏症?アレルギー?花粉症とはどう違うんでしょう、ハウスダスト?
その辺りも詳しくお聞きしてみたいと思います。」
「化学物質過敏症」という言葉を初めて耳にする方には、アレルギーの一種だと思われることが多いんです。
一般的な洗剤や柔軟剤にも体が反応してしまうため、気軽に人と会えないのも過敏症のつらいところ。
Yoshiさんにも、「そのままでは(取材に)入れないので着替えてもらえますか」とスタッフがお願いしてくれました。
こちらで用意した服に快く着替えてくださり、取材スタート。
(カメラマンさん、ディレクターさんもご協力ありがとうございました)
着替えのあとで、ようやく私はお会いすることができました。
「普通に売られている合成洗剤や柔軟剤、整髪料などである日突然苦しくなるって、思いもしませんよね。他にもタバコや排気ガスなど、身近にあるもので苦しくなるので、普通の生活が送れなくなるんです。」
と化学物質過敏症の症状についてお話しました。
Yoshiさんは、発症するといかに大変かわかったようでした。
マスクを作り始めたきっかけは?
化学物質過敏症になると、普段の生活からマスクが必要になります。
私も発症以来11年、職場や外出先でマスクをつけてきました。
そして1年前におきた新型コロナウィルスの感染拡大。
使用していたオーガニックコットンのマスクが売り切れに。
他の過敏症患者さんからも、マスクがなくて困っている声を多数聞きました。
そこで、急遽マスクを作ろうと決めたこと、作るなら自分がこうだったらいいなと思う生地や形にしたことをお話しました。
メディアに出ること
発症前は、弊社の衣装事業やプリント事業について取材を受けたり、テレビ番組に出たりすることがありました。
でも発症後は人と容易に会えないこと、会社の顔としてその状態で出るのはどうなの?という周囲の声もあり、表に出ることを避けていました。
私自身、以前の姿形とは違うと自覚しています。
アトピーの後遺症か、化学物質過敏症を発症した直後は紫色の肌になり、今もまだ赤黒いまま。手も首の皮膚もガサガサです。
化粧もできず、髪も染められないので、40歳後半で素の姿のまま世の中に出ることに女性として抵抗もありました。
でもこのワッカ事業を始めた時、化学物質過敏症を知ってもらうには、自分のこの姿をさらけださないとダメだな、と思いました。
どこの会社の誰がやっているのかも公開しないと信用につながらないと思い、ブログも名前を出しました。
そして今回テレビ取材のお話。
ありのままを見て頂き、実情をお話しようと思いました。
新しい気づき
私は「治療法があるわけではないので、発症しないことが大事、日常生活の化学物質を減らすことが一番の予防」とお話しました。
するとYoshiさんは「テレビをご覧のみなさんも、何か気づくことがあるかもしれませんね」と返してくれました。
今までブログやSNSでやりとりしていたのは患者さん中心。テレビ番組に出ることで、一般の方に化学物質過敏症を知ってもらう機会になるとあらためて気づきました。
そして、まだ発症していない方の予防に繋がるかも、と心に新しい火がつきました。
取材後の体調
ワッカのマスク、フィルター、カバーマスク(未発売)をしてお会いし、話した私。 マスクのガーゼは合計10枚です。
香料を感じることもなく、取材中は普通にお話できました。
取材が終わり自宅に戻ってマスクを外すと、自分からにおいが。 やはり、何かしら漂っていたようです。その成分で曝露してしまい具合が悪くなり初め、慌てて服を脱ぎお風呂へ。
マスクで香料を感じない分、自分がまとっていることに気づかなくなるというなんとも言えない状態に。
このことをワッカのマスクをつけてる患者さんに話したら「私もそう!」との声が。
マスクの効果があって嬉しいような、ちょっと複雑な気持ちです…。
放送は1月24日(日)まで
「てくてく歩こさ」は一日に2、3回放送されます。
朝7時、12時、午後4時、7時、夜中に放送されることも。
福井でケーブルテレビを契約されている方になりますが、見れるかたはぜひご覧ください。
▼福井ケーブルテレビ 番組ラインナップ
https://www.fctv.jp/community/com_linenap.html
ケーブルテレビさん、今回は貴重な機会を頂きありがとうございました。
化学物質過敏症という聞き慣れない症状に不安があったかと思いますが、気遣って対応して頂き、とてもありがたかったです。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
たくさんの人が化学物質過敏症の現状を知ってもらうために、応援してくれています。
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ご協力ありがとうございます。
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