化学物質過敏症の反応には、必ず原因がある
別荘から自宅に戻ると、やはり室内の空気がおかしいと感じました。
早速、床や壁を水ぶきしはじめました。
本棚も拭いていた時、あれ?と気がつきました。
その本棚は、リフォームする前からそこにあり、そのまま使っています。
「あー! ここに隙間がある!」
この建物を建てた時に作り付けた本棚は、これ自体が壁の一部だったようです。
本棚は横の壁や天井から『パカッ』とはがれてそこに隙間ができ、壁の向こう側が見えていました。
ピンクのところが隙間になって開いていた場所です。
そして、この下の部屋に、ある塗料が置かれていました。
さらに、その部屋の天井が、腐っていて、成分が本棚のある部屋まで上がって来ていたのです。
とりあえずコーキングをしてもらい、匂いと成分止めにその上から養生テープを貼りました。
のちに、下の部屋もリフォームし、天井も直しました。
なるほど、寝ているとまぶたがくっついてしまい、朝目を開けるのが大変でした。
あれは、塗料の成分だったんだ、と納得しました。
気づけば2ヶ月以上続いた不調。対処してからは随分体が楽になりました。
症状があるなら、必ず原因物質がある。
そして、この原因を突き止めない限り、排除できない=症状はなくならない のだと思いました。
それからは、諦めずに、見つかるまで原因を探るようにしています。
『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』
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ご協力ありがとうございます。
こんにちは。原因は、材木の防腐剤、白蟻駆除剤など、木に染み込んでいるものだと、最近強く思ってます。理由は、木製のものを、処分すると、症状が、和らぐからです。家自体は、難しいので、アルミで覆ったりしています。
田川綾さん
そうですね、製造の過程で素材にも様々な加工がされていますよね。
私が自分でマスクを作るときに、原料、糸の精製、織の加工方法までお願いし、縫製や梱包まで目のとどく中でやっているのは製造の過程でできるだけ化学物質を入れないためです。
全てのものづくりにあてはまりますね。