守ってくれるシーツ

スキーに行った息子が体を引きずって帰ってきた。
これはヤバいと感じて休日夜間の救急へ。鎖骨骨折、手術になるそう。

息子も化学物質過敏症と診断された事がある。大学をやめて実家に戻り環境を整えて寛解。私の経験があったのでどうすれば良いかわかっていたし、早い判断で重症化しなかったと思っている。

今の息子なら多分手術は受けられるけど入院は注意が必要。なぜなら子供の頃からのアトピー性皮膚炎はまだあるので、病院のシーツには反応しそう。

入院にはワッカのシーツを持たせよう。
同じ病院で白内障の日帰り手術をした私。経験が生きる。

用意したのはワッカのシーツSHIKIFUとハーフケットKURUMU 。
無事に入院・手術が終わるよう、お守りのような気持ちで渡した。

シーツSHIKIFU(左2枚)とハーフケットKURUMU(右)
ハーフケットは丸めて紐で結べる。
バッグに入れておけば何かあった時にさっと使える。
この紐は肩掛けにした際に胸元で留めておくにも便利。

ワッカのシーツSHIKIFUは、入院や旅行に持って行くことも想定し、ベッドのサイズを気にせず使えるようフラットシーツにしてある。

「アトピーなのでシーツ持ち込んでいいですか?」と病院に伝え済みの息子。
ハーフケットは枕を包み、シーツ2枚で上下自分を挟む。

コロナ禍で家族も病室に入れないため、手術後自撮りしてくれた息子。
ちゃんとワッカのシーツを上下に使い、ハーフケットで枕もくるんであった。

おかげさまで息子の手術は無事終了。
そして退院。

夫が迎えに行き、帰ってきた息子が着ていた服と持ち込んだ布もの全てを洗濯機へ。
病院のにおいがしっかりついている。
無事に洗濯で落ちたのでこちらもホッとした。

冬の貴重な晴れ間。
雪もとけたベランダでワッカのシーツをお日様にあてて乾かした。

あっという間に乾くのもガーゼシーツのいいところ。

息子を守ってくれてありがとう。

▼私が化学物質過敏症の人のために開発し作ったワッカ(wacca)のハーフケット、シーツ。

冬でもシーツが冷たくならない。
ホッとする心地よさがあります。

入院は不安なもの。
少しでも安心してほしいと願いました。

▼参考に。私が白内障手術をしたときの記録です。

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T

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