「娘が過敏症で…」母が見せた理解の一瞬

昨日両親のつきそいで病院に行った。
時間外で人も少なく、しばらくならいられたのだけど、最後受付の方の説明の際、おおっこれは、というほどの香料。

母がすぐに気づいて私と目を合わせる。
私は立ち上がって離れる。

「ごめんなさい、娘が過敏症で洗剤に反応してしまうの」と母。

「ええっ、私のですか?すみません、そうなんですね」と受付の方。

このやりとりがめちゃくちゃ自然で密かに感動していた。

母もずいぶん普通に説明できるようになった。

ここで私は帰宅したのだけど、後から「あれから無事に帰れた?」と母。

一連に起きることが、母にはわかるようになっている。

大丈夫だったよ、と話す。

長い時間がかかったけれど、家族間の理解も私にとっては課題卒業になった。

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T|YouTubeチャンネル「カナリアハウス」 https://www.youtube.com/@canariahouse

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