助けてほしい、とお願いすること

「私は化学物質過敏症という病気でこういうことができません。こうしてもらえませんか?」

とお願いすることに随分慣れて来ましたが、最初は「申し訳ない」「私のわがままと思われるのでは」と、なかなか言い出せずにいました。

でもある時、子供が小さい時にママ友に言われたことを思い出したのです。

長男が保育園、次男が1歳の時に、私に東京出張が入りました。
その日は両親も不在で、夫も仕事が抜けられず、次男は長男が通う保育園の1日預かりにお願いできたものの、お迎えの18時までにはどう考えても帰れませんでした。

どうしよう…と思い悩んでいると仲良くしている同じ保育園のママ友が
「私が二人を迎えに行って、夕飯まで食べさせようか?出張から帰るまでうちの子たちと遊ばせているから。」
と提案してくれました。

本当にありがたかったのですが、申し訳ない、と躊躇していると

「あのね、人って助けてってお願いされると嬉しいものよ。」

と言ってくれました。涙が出ました。そこで初めて私は、彼女に頼ることができました。

何事も抱え込みがちな私の性格は、いろんなことを難しくしているのかもしれない、と思いました。

私に限らず「迷惑をかけちゃいけない」「やれることは自分でやらなくちゃ」と思いがちな方は多いと思います。

いまでも、相手に何かをお願いしたい時「こんなことお願いしていいのだろうか」という気持ちが湧き上がります。

でも、その時にあのママ友の言葉が脳内で再生されるのです。
そして、思い切ってお願いしてみよう、という気持ちになり「すみません、私、化学物質過敏症という病気でして…」と話します。
多くの方が「わかりました。こうすれば大丈夫ですか?」と聞いてくださいます。

そんな時、いつも感動を覚えます。
そして、一人じゃないんだ、周囲の人に助けてもらえば、できることはたくさんある、と思うのです。

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