私が長年食べているお米を販売することにしました

化学物質過敏症になって食べるものを見直す中、毎日食べるお米は本当に大事です。

地元のカナリアンさんに紹介してもらって7、8年くらい頂き続けているある農家さんの自然栽培ササニシキ。

このブログでも書いたことがあるのですが、どの農家さんかは言えませんでした。
なぜなら、作業をされているなか、直接お電話などがいくとご迷惑になることもあるので。

でも「奈保子さんが食べているお米はどちらのお米ですか?」「わけてもらえませんか?」とカナリアンさんから問い合わせが来ることも多くて。

発症まもない中、それまで食べられていたものが急にたべられなくなる。

無農薬?自然栽培?有機栽培?どう違うの?ましてや、肥料が動物性か植物性かですら反応がかわるなんてことも最初はご存知ない。

「食べられるものがなくてどんどん痩せていくんです」ってご家族からのお話も聞いたりすると、なんとかしなくてはと思うようになりました。

そこで思い切ってその農家さん、長橋さんにご相談しました。

弊社を訪ねてくださり、本当に色々なお話をしました。
カナリアンさんの大変な状況もこれまで以上にわかってくださり、ワッカで販売できるようわけてくださることに。

どれくらいの量が販売できるかはこれから収穫してみてになります。
自然栽培は収量がその年によって異なり、特に今年は夏が暑かったので長橋さんも収穫してみないとわからないそうです。

お米も紙袋ではなくPPの袋に入れて欲しいことや(移香などを防ぐ)、ラベルも不要(シールの糊や印刷されたインクへの反応)とお話ししました。

予約販売になるかと思いますが、またブログやSNSでみなさんにもお知らせします。
化学物質過敏症だけでなくアトピー性皮膚炎の方にも糖質の低いササニシキはおすすめです。


なにより長橋さんのお米、本当に美味しいのです。
私のメールを遡ったら2017年からあり、注文のたびに「いつも美味しいお米をありがとうございます」って書いてます。

化学物質過敏症の私が食べられるお米を作ってくださっていること、そしてそれがとても美味しいことに感謝を伝えたくなるんです。

弊社の縫製場もみて頂きました。
私たちのオーガニックコットンがどのように作られているか、同じ植物なので永橋さんのお米作りと通じるところも多々ありました。


お米づくりのお話にも感動でしたが、うまく伝えられない私なので今度一緒に動画でおはなしするのをお願いしようと思ってます(笑)

写真は弊社縫製場の前にて。

ワッカの製品は外部からの化学物質をなるべく入れない環境。
部屋の外から見学できるようガラス戸にしてあります。

↓以前このお米について書いた記事です(2019年)

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

たくさんの人が化学物質過敏症の現状を知ってもらうために、応援してくれています。
このバナーをクリックしてくれるだけでこの応援の輪がどんどん広がっていきます。
ご協力ありがとうございます。

カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T

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