化学物質過敏症患者に必須のマスクを、オーガニックコットンでつくる(4) — 本生産開始

化学物質を極力排除した自社工場をつくるところ、試作したマスク、など、5ヶ月にわたり経過をお見せしてきましたが、ついに本生産を始めました。

これは耳にかける紐の端を、ほつれないように縫いどめているところ。

合繊なら焼いたり、接着したりするところですが、それはできないので1箇所ずつ縫っていきます。

動画の右上に見えている二本の糸が、オーガニックコットンのミシン糸です。

縫製スタッフは化学物質の付着を極力避けるため、新しい綿素材の服を買い、縫製場の洗濯機で石けん洗剤で洗い、この部屋で着替えました。

作業前にはシャボン玉せっけんで手洗いも完了してます。

空気のいいなかで「健康になりそう」といいながら作業してくれています。

ミシンの音の合間にはいる鳥の鳴き声にほっこりします

こちらのマスクは、新しくオープンするサイトで2020年5月18日販売開始予定です。

『大丈夫、きっとよくなる。化学物質過敏症の私がつくった製品wacca(ワッカ )』

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カナリアハウス主宰|シルクスクリーン製版の(株)横山工藝 取締役。学芸員(美大卒)。2009年に化学物質過敏症を発症し、2013年に診断。12年~14年、21年が最も状態が悪く、今は寛解(かんかい)に向けて前進中。アトピー性皮膚炎歴30年。 過敏症の方が使える衣類を開発・製造して「ワッカ」http://store.wacca-f.com で販売|衣食住に関する情報発信は「カナリアハウス」https://canariahouse.com |著書に「化学物質に過敏なあなたへ」https://amzn.to/3UdVC2T|YouTubeチャンネル「カナリアハウス」 https://www.youtube.com/@canariahouse

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